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ベビーオイル洗顔はよくない?やばいと言われる理由と向かない人

ベビーオイル洗顔は、オイルで皮脂汚れを浮かせる方法で、それ自体が危険なわけではありません。よくないと言われる主な理由は摩擦、油分の残り、肌質との相性です。デメリット、向かない人、男性が試すときの手順をまとめました。

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Business Athlete 編集部
洗面台に置かれた透明なオイルのボトルと小皿に出したオイル、その横に重ねたティッシュと白いタオル

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Key Pointsこの記事の要点

  1. ベビーオイル洗顔はオイルクレンジングと同じ考え方で、方法そのものが危険というわけではありません。
  2. よくないと言われる理由は、拭き取りの摩擦、油分の残り、脂性肌やニキビ肌との相性の悪さです。
  3. 試すならオイルの後に洗顔料で洗い流すのが無難です。ニキビや赤みが増えたらすぐにやめます。
目次7
  1. ベビーオイル洗顔とはどんな方法?
  2. 「よくない」「やばい」と言われる理由は?
  3. メリットとデメリットは?
  4. 市販のクレンジングオイルとは何が違う?
  5. ベビーオイル洗顔が向かない人は?
  6. 男性が試すならどうやる?
  7. 今日からやること

ベビーオイル洗顔は、オイルで皮脂汚れやメイクを浮かせて落とす方法で、オイルクレンジングと同じ考え方です。方法そのものが危険というわけではありません。「よくない」「やばい」と言われる主な理由は、ティッシュで拭き取るときの摩擦、肌に残った油分、脂性肌やニキビ肌との相性の悪さの3つです。メイクをしない男性に必須のケアではなく、試すならオイルの後に洗顔料で洗い流す方法が無難です。

ベビーオイル洗顔とはどんな方法?

ベビーオイル洗顔は、赤ちゃんの肌の保湿用に売られているベビーオイルを、クレンジングとして使う方法です。市販のベビーオイルの多くは、精製したミネラルオイル(鉱物油)を主成分としています。植物油をベースにした製品もあります。

広く紹介されている手順は、おおむね次のような流れです。

  1. 乾いた手と顔で、オイルを顔全体に薄くなじませる
  2. ティッシュを顔にのせ、オイルを吸わせるように取る
  3. ぬるま湯でさっと流す

考え方の土台は、「油は油になじむ」という性質です。皮脂や油性の汚れ、落ちにくい日焼け止めは、水よりオイルのほうがなじみやすい性質があります。メイク落としとしてのオイルクレンジングと同じ理屈です。

日本皮膚科学会の皮膚科Q&Aでも、メイクを落とすのにオイルクレンジングを使ってよいとされています。その後の洗顔とすすぎで、オイルは肌に残らないという説明です。つまり「オイルで落とす」こと自体は、皮膚科の立場からも否定されていません。

「よくない」「やばい」と言われる理由は?

SNSや口コミには、「ニキビが増えた」「かえって乾燥した」という体験談が少なくありません。理由として考えられるのは、次の3つです。

1. 拭き取りの摩擦

ティッシュでオイルを取る工程は、やり方によっては肌をこすることになります。日本皮膚科学会のQ&Aは、強くこすることはにきびを悪化させると注意しています。「そっと押さえるだけ」と言われても、毎日続けるうちに力が入りがちです。

2. 油分が肌に残る

ティッシュオフとぬるま湯だけでは、オイルが肌に残ることがあります。皮脂が多い人では、残った油分と皮脂が重なってべたつきやすくなります。ミネラルオイルそのものがニキビの原因になるかについては、はっきりした結論は確認できませんでした。ただ、油分が残った状態を続けるのは避けたほうが無難です。

3. 「洗顔料はいらない」と強調されすぎた

ベビーオイル洗顔は、「洗顔料を使わない低刺激な方法」として紹介されることがあります。しかし、皮脂の多い男性や汗をかく夏場には、オイルと水だけでは汚れも油分も残りやすくなります。合う人がいる一方で、合わない人にまで「これだけでいい」と広まったことが、評判が割れる原因と考えられます。

メリットとデメリットは?

比べる点メリットデメリット
汚れの落ち方皮脂や油性の汚れになじみやすいオイルと水だけでは油分が残りやすい
肌への負担成分がシンプルな製品が多い拭き取り方次第で摩擦が増える
手間1本で済み、手に入りやすいティッシュオフや二度洗いの手間がかかる
費用比較的安価洗顔料も併用するなら出費は変わらない
向き不向き乾燥しやすい人は使いやすいことがある脂性肌やニキビ肌では悪化を感じる人がいる

メイクをしない男性にとっての主な使いどころは、落ちにくい日焼け止めを塗った日です。日本皮膚科学会のQ&Aでは、落ちにくい日焼け止めは、夜に専用のクレンジングで確実に落とすよう勧めています。普段の洗顔は、洗顔料で十分なことがほとんどです。洗顔料での基本の洗い方は、男性の正しい洗顔のやり方で詳しく紹介しています。

市販のクレンジングオイルとは何が違う?

同じ「オイルで落とす」方法でも、ベビーオイルとクレンジングオイルは作られた目的が違います。

比べる点ベビーオイルクレンジングオイル
本来の用途肌の保湿、保護メイクや汚れを落とす
水との関係水をはじき、流れにくい水を加えると乳化して流れやすい
主な成分オイルが中心のシンプルな処方が多いオイルに乳化剤(界面活性剤)を加えたものが多い
洗い流し洗顔料での二度洗いが必要になりやすい製品によってはダブル洗顔不要

クレンジングオイルに入っている乳化剤は、オイルと水をなじませ、すすぎで落としやすくするための成分です。一方、ベビーオイルは肌に油分の膜を残して保湿するための製品なので、水だけでは流れにくい性質があります。

「界面活性剤が入っていないから肌に優しい」と紹介されることもありますが、そのぶん落としにくく、ティッシュで拭き取る工程が加わります。どちらが肌に合うかは人によって違います。拭き取りの摩擦が気になる人は、水で流しやすいクレンジングを選ぶのも1つの方法です。

ベビーオイル洗顔が向かない人は?

次に当てはまる人は、ベビーオイル洗顔を習慣にするのは避けるか、慎重に試してください。

  • 皮脂が多い、テカりやすい人:油分が残るとべたつきやすく、使用感が合わないことが多い。
  • ニキビができやすい人:日本皮膚科学会のQ&Aでは、にきびのある人の化粧品は「ノンコメドジェニック」などの表示があるものが望ましいとされています。表示のないオイルを毎日使うのは慎重に。
  • 皮膚の病気で治療中の人:アトピー性皮膚炎などで治療中の人は、自己判断でケアを変えず、主治医に相談してください。
  • 化粧品でかぶれたことがある人:化粧品による皮膚炎は、アレルギー性のものと刺激によるものがあります。植物油入りの製品なら、その植物にアレルギーがないかも確認しましょう。

男女の肌質の違いと選び方については、スキンケアの男女の違いも参考にしてください。

男性が試すならどうやる?

反対に、試してみる価値があるのは次のような人です。

  • 洗顔料だけで洗うと頬がつっぱり、乾燥しやすい人
  • ゴルフや外回りで、落ちにくい日焼け止めを使う日がある人
  • 小鼻まわりの皮脂汚れが気になるが、スクラブなどでこするのは避けたい人

皮脂が多い男性が試すなら、ティッシュオフだけで終わらせず、洗顔料で洗い流す二段階の方法が無難です。

  1. 乾いた手と顔で始める:濡れているとオイルがなじみにくくなります。
  2. オイルは少量:手のひらに100円玉大ほどを出し、小鼻やTゾーンなど気になる部分を中心に、なでるようになじませます。
  3. 長く置かない:こすらず、短時間でなじませたら次に進みます。
  4. 少量のぬるま湯で乳化させる:濡れた手で顔をなでると、オイルが白っぽく変わり、水で流れやすくなります。
  5. 洗顔料で洗う:泡立てた洗顔料で、残ったオイルを落とします。
  6. 十分にすすいで保湿する:生え際やフェイスラインまで流し、乾燥が気になれば保湿します。

初めて使うときは、いきなり顔全体に使わず、まずは小鼻など一部で試すと安心です。1〜2週間続けて、ニキビが増えた、赤みやかゆみが出た、乾燥がひどくなった、と感じたらすぐにやめてください。

たとえばゴルフや外回りで、汗に強い日焼け止めを塗った日の夜に使うと、オイルになじんだ日焼け止めや皮脂が浮いてくるのが分かりやすく、効果を実感しやすい場面です。洗った後に小鼻の毛穴が目立たなくなったように感じる人もいますが、それは個人の感想の範囲です。毛穴への効果を示す根拠ではありません。

使うベビーオイルを選ぶときは、成分表示がシンプルなもの、無香料のもの、使い切りやすいサイズのものを基準にすると試しやすくなります。

受診の目安 ベビーオイル洗顔をやめても次のような状態が続く場合は、皮膚科を受診してください。

  • 赤く腫れたニキビや吹き出物が増えたまま治らない
  • 顔の赤み、かゆみ、ひりつきが数日以上続く
  • 皮がむける、湿疹のようなぶつぶつが出る

毎日のスキンケア全体の流れは、40代男性のスキンケアの始め方でまとめています。

今日からやること

  1. 自分の肌がテカりやすいか、乾燥しやすいかを確かめてから試すか決める。
  2. 試すなら、日焼け止めを塗った日の夜だけにする。
  3. オイルでなじませた後は、洗顔料で洗い流してオイルを残さない。
  4. ティッシュオフをする場合は、こすらず押さえるだけにする。
  5. ニキビや赤みが増えたら、すぐにやめて普段の洗顔に戻す。

FAQよくある質問

Qベビーオイル洗顔だけで洗顔料は不要になりますか?

おすすめしません。オイルを肌に残さないことが大切で、日本皮膚科学会のQ&Aでも、オイルクレンジングの後は洗顔とすすぎでオイルを落とす流れが示されています。特に皮脂が多い男性は、オイルの後に洗顔料で洗う二段階の方法が無難です。

Qベビーオイル洗顔で毛穴の黒ずみは取れますか?

オイルは皮脂となじみやすいので、毛穴まわりの皮脂汚れを浮かせる助けにはなります。ただ、毛穴の黒ずみが消えると言い切れる根拠は確認できませんでした。こすったり角栓を押し出したりせず、毎日の洗顔とすすぎで少しずつ減らすのが基本です。

Qベビーオイル洗顔は毎日やってもいいですか?

メイクをしない男性が毎日行う必要は特にありません。日焼け止めを塗った日や、小鼻の皮脂汚れが気になる日だけ、といった使い方で十分です。毎日続けて、ニキビや吹き出物が増えた、乾燥した、と感じたら中止してください。

参考資料

  1. 皮膚科Q&A にきび Q18 不潔だからにきびができるのですか?洗顔方法は? 公益社団法人日本皮膚科学会
  2. 皮膚科Q&A にきび Q25 スキンケアはどうしたらいいですか? 公益社団法人日本皮膚科学会
  3. 皮膚科Q&A かぶれ Q11 化粧品、毛染めによる接触皮膚炎(かぶれ)にはどのようなものがありますか? 公益社団法人日本皮膚科学会
  4. 皮膚科Q&A 日焼け Q13 サンスクリーン剤の使い方 公益社団法人日本皮膚科学会